Manual Therapy講習会レポート(神経筋骨格系障害の評価と治療)<上肢編> |新着情報|医療法人社団南洲会

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Manual Therapy講習会レポート(神経筋骨格系障害の評価と治療)<上肢編>

 2024年6月7日~9日にオーストラリアで理学療法士として活躍されている小形洋悦先生を講師としてお招きし、【Manual Therapy(神経筋骨格系障害の評価と治療)<上肢編>】について講習会を開催いたしました。
 今回の講習会は前回の講習で学んだ問診(主観的評価)を元にどのような理学療法評価、治療介入していくかを考察し、その評価手技、治療手技を学ぶ内容でした。

 はじめに、基礎的な上肢の解剖学、運動生理学の復習し、その後、理学療法評価(整形スペシャルテスト)の実技を行いました。
評価の精度がその後の治療に大きく関わってくるため、一つ一つの評価が持つ意味を考え実施する事が大切であると改めて感じました。
 次に小形先生のフィードバックを頂きながら肩関節、肘関節、手関節に対する治療手技を2日間かけて、何度も行いました。

 

 
 この治療実技では上肢に何らかの症状があるスタッフに対し治療を行ったので、効果をその場で体感できました。
また、普段体験できない被検者役を体験する事で、誤った治療手技の実施が、かえって治療中に痛みを増幅させてしまう可能性があること、できる限り治療中に痛みを感じさせずに治療効果を最大限に引き出す技術を習得することが大切であると学べました。
 この3日間で上肢に対する評価手技、治療手技をアップデートする事ができたので、実際に患者様の症状に対して学んだ技術を活かし、最大限の治療効果を出したいと思います。

 
 
 南州会グループでは人材の育成のために勉強会を行い、整形外科を中心とした良質な医療・より良いリハビリテーションを地域のみなさまに提供できるよう努めます。
 
 
 
文責 坂本 竜哉

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