2024.11.22
Manual Therapy講習会レポート(神経筋骨格系障害の評価と治療)<下肢編>
10月25日~27日にオーストラリアで理学療法士として活躍されている小形洋悦先生を講師としてお招きし、【Manual Therapy(神経筋骨格系障害の評価と治療)<下肢編>】について講習会を開催いたしました。
今回で全4回の講習会を無事に終え、たくさんの貴重な学びと共に、患者様により良い医療を提供するだけでなく、次の世代に知識、技術を繋ぐことの大切さを深く考えさせられました。
最終講義では股関節、膝関節、足関節に対する評価と治療技術を学び、以前に学んだ頸椎、腰椎に対する治療技術をより深く掘り下げ、様々な症例に対応できるアプローチを具体的に教えて頂きました。
小形先生の実演や指導で適切な力加減や角度意識し細かな感覚を手で感じ取る技術が大切であると改めて感じる事ができました。
そして、小形先生が最後に語られた「この技術を次の世代にも繋いでほしい。受け継いだ火種を絶やさないでほしい。」というメッセージは私にとって、とても印象的でした。
私たちが学んだManual Therapy(神経筋骨格系障害の評価と治療)を今後の治療に活かすだけでなく、後輩や未来のセラピストにもこの技術を伝え、小形先生から学んだ知識、技術、熱い思いを絶やさないよう、臨床現場では一人一人の患者様に真摯に向き合い、更に磨き成長し続けます。
小形先生、本当にありがとうございました。
南州会グループでは人材の育成のために勉強会を行い、整形外科を中心とした良質な医療・より良いリハビリテーションを地域のみなさまに提供できるよう努めます。
文責 坂本 竜哉