2024.06.26
Manual Therapy講習会レポート(2024年6月7日~9日)
6月7日~9日の3日間、オーストラリアで理学療法士として活躍されている小形洋悦先生を講師としてお招きし、【Manual Therapy(神経筋骨格系障害の評価と…
リハビリテーション室では、南洲会のミッション「みんなが、歩いて動ける明るい社会」を実現するため、日々リハビリテーションを提供しています。小児期から高齢期の患者様まで年齢を問わず、整形外科疾患全般が診療対象です。痛みの原因や改善方法の探求だけでなく、患者様一人ひとりの生活習慣や活動量に応じた身体機能の向上を目指しています。
また、院外においても、スポーツ現場におけるアスリートのサポートや一般の方の健康増進に積極的に取り組んでいます。南洲会グループ会社である株式会社国際スポーツ医科学研究所を通じて、これまで多くのアスリートのサポートや教育機関におけるスポーツ医学の後進育成に尽力してきました。これからも知識や技術の研鑽を継続し、皆様によりよい医療サービスを提供してまいります。
このほか個人アスリート、地域健康増進支援、一般企業健康増進業務、大学および専門学校講師 等多数
理学療法士20名、事務スタッフ3名、総勢23名
(2022年4月現在)
運動器リハビリテーションⅠ
脳血管疾患等リハビリテーションⅢ
「臨床」「研究」「教育」を柱として、業務に取り組んでいます。
徒手療法・運動療法・物理療法の3つが基本的な治療法です。
理学療法士の手技により、関節や筋肉の動きを正常化させる治療法です。骨関節や筋肉の障害がある方に有効です。
徒手療法については、オーストラリア シドニー大学のメイランド式治療システムを習得し、これを基礎にあらゆる徒手療法を組み合わせて施術しています。
トレーニングなど患者様自身が身体を動かすことで、徒手療法により改善した関節や筋肉の状態を永続化させる治療法です。患者様に積極的に参加いただくため、根本的な原因の改善が期待できます。
「温める」「電気刺激を加える」などの物理的刺激を用いた治療法です。痛みや症状の緩和に大きな役割を果たします。
入職後3か月にわたり、さまざまなプログラムを実施し、全スタッフで協力して、医療の考え方や臨床の知識・技術を伝えています。また、入職後1年間は新人一人ひとりに対し先輩がバイザーとしてペアとなり、密に情報交換や実技指導を行います。
理学療法士養成大学や専門学校の臨床実習施設として協力し、後進の育成に取り組んでいます。実習のなかでは、リハビリテーション医学の知識だけでなく、障害の受容における実情までも伝えていきたいと考えています。
2021年からは、理学療法士を目指す学生を対象にした「インターンシップアカデミー」を無料で開講。「スポーツ」「整形外科」「疾病予防」に関する知識や技術が学べるオンライン講習会となっています。受講を通じて、より多くの学生に高い志を抱いてもらい、就労時の即戦力になってもらうことが目的です。
このほかにも、下記のような症例報告会や勉強会を定期的に実施することで、当室全体のレベルアップに努めています。
日々の診療に対して常に疑問を持ち、その疑問を解決するために、さまざまな臨床データを用いて研究を行っています。
研究では、呼気ガス分析器をはじめとした超音波測定器、筋力測定器などを自由に使用することができます。これにより、当室ではこれまで数々の研究を発表してきました。
2024.06.26
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